図書室
第1回「編集長失格!?」
新宿紀伊國屋さんに突撃!
『終末のフール』は67万部突破!!
『終末のフール』は
67万部突破!!
編集長 「そ、そうですよね。それでは既刊本についてはどうでしょうか?」
森下さん 「新刊と、さほど差異はありません。文庫ならではの、古びない作品というものがありますし、POPやパネルなどでお客さまに指針を提示できるように心がけています」
片山さん 「棚ざしになっている本のなかに、気になってしかたない本と出会うこともあるんですよ。売れては補充され、売れては補充されを頻繁に繰り返す本というのがありますよね。自分で買って読んでみたくなるじゃないですか」
森下さん 「そして読んでみたら、ものすごくおもしろかったりして」
片山さん 「おもしろかったという思いを込めて、POPの文章を考えます。POP文字のものすごい上手な職人さんのような人がいて、きれいに清書してくれるんです。そして平台に並べてみると、これがまた動いたりするんですよ」
森下さん 「北川歩実さんの『金のゆりかご』。集英社文庫です。彼が仕掛けたんですよ」(後輩思いの森下さんでありました)
み〜ぷ〜 「ありがとうございます。お蔭さまで、8刷16万5千部突破しました。すごいですよねー。やっぱり、実際に読んでいただいて、手書きPOPを作っていただくと、売上が爆発しちゃう……。書店員さんのPOPってすごいパワーですよね」
『金のゆりかご』は片山さんの仕掛けで大爆発!! 大感激の編集長(右)。
『金のゆりかご』は
片山さんの仕掛けで大爆発!!
大感激の編集長(右)。

編集長 「ありがとうございます」
み〜ぷ〜 「仕掛ける基準というのはあるんですか」
片山さん「読んでおもしろいかどうか」
森下さん「やっぱり、読んでおもしろいかどうか、です」
編集長「そ、そうですよね。………。ところで、どんな本がお好きなんですか?」
片山さん「ミステリー系の小説とかでしょうか。森下さんは、スポ根ものとか好きですよね」
森下さん「佐藤多佳子さん『一瞬の風になれ』とか、森絵都さん『DIVE!!』とか。川西蘭さんの『セカンドウィンド』も好きです」
片山さん「森下さんは、趣味が自転車に乗ることなんです」
森下さん「ヒルクライマーではありませんが」
編集長「なるほど、なるほど。片山さんは?」(坂を登ることを得意とする自転車競技の選手などをさす言葉のようですが、編集長……)
片山さん「麻雀です! よく森下さんと麻雀します。今度、ぜひご一緒にどうですか?」


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第3回「編集長の器?」
書店界のランランこと、明正堂アトレ上野店の増山さんを訪ねての巻
第2回「編集長はインタビューが苦手!?」
「聖地」浜松町のブックストア談さんの巻
第1回「編集長失格!?」
新宿紀伊國屋さんに突撃!