図書室
第1回「編集長失格!?」
新宿紀伊國屋さんに突撃!
'09年のナツイチも本当にお世話になりました
'09年のナツイチも
本当にお世話になりました
編集長「はあ。話は変わりますが、集英社文庫の印象についてお聞かせください」
片山さん「明るい」
森下さん「光ってる」
編集長「……………」
片山さん「ジャケットのイメージについての印象です」
森下さん「デザインが全体的にやわらかいイメージですね」
片山さん「いい感じだと思いますよ」
編集長「あっ、なるほど、なるほど。ちなみにうかがいますが、『新刊・装丁イチ押し』『新刊・装丁ワースト1』ってどの本でしょうか?」
私メ「えっ、それ、うかがっちゃうわけですか? やめましょうよ。装丁ワースト1だけは」(だって、私メの担当した本がワースト1に選ばれたらどうしようと、気が気じゃなくて、つい)
片山さん「では、イチ押しのほうだけ」(やっぱり、第一印象通りにやさしい方です)
編集長「それでは、お願いいたします。紀伊國屋書店新宿本店、文庫売り場の担当であります片山峻太郎さんの『新刊・装丁イチ押し』の発表です!」(なぜか、ノリノリのタッキー編集長。そして、なぜか、一同拍手)
片山さん「カミラ・レックバリ『氷姫』です」(またまた、一同拍手)
編集長「ありがとうございました。では、ラインナップについての印象はどうでしょうか?」
森下さん「比較的若い読者層をターゲットにした、特に若い女性向けのコンテンツが充実していますよね。その一方で、意外に読みごたえのある作品が多い印象もあります。『プラハの春』とか、『赤い楯』とか……」
編集長「読みごたえの集英社文庫ですか……。確かに分厚いものも多いかもしれません。あんまりページ数が増えると、定価が高くなってしまいますし……。客単価と言いますか、いくらぐらいまでが限度ということがあるものでしょうか?」
片山さん「どんなに分厚くても、やはり、1000円を切るぐらいでないと」
編集長「そ、そうですよね」
み〜ぷ〜「本体価格に消費税をかけて、980円とか。丸い感じの数字がいいですよね」(意外に主婦感覚があるんだなぁ、と変なところで感心してしまった私メでありました)
片山さん「そう、980円。文庫本は、1000円の大台を超えると、手を伸ばしづらくなりますし」
編集長「そうか! わかったぞ!」(自分に言い聞かせるような感じで手を叩きながら)「じゃあ、これから本体価格はみんな1000円にすればいいのだ!」
森下さん「……………」
片山さん「……………」
み〜ぷ〜「……………」
編集長「本体1000円ぽっきり、いちばん丸い感じがしませんか?」
み〜ぷ〜「ダメじゃないですか。それでは、消費税かけると、1050円になっちゃいますよ〜」
編集長「あっ、そうか。そうですよね。すいません、すいません。私、数字があまり得意じゃないもんで……」
私メ「全然ダメじゃないですか。それじゃ、『編集長失格』って言われちゃいますよ」(なぜか一同大爆笑。でも、つい、うっかり口をはさんだのが運のつき。タッキー編集長にジロッとにらまれてしまいました)


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第3回「編集長の器?」
書店界のランランこと、明正堂アトレ上野店の増山さんを訪ねての巻
第2回「編集長はインタビューが苦手!?」
「聖地」浜松町のブックストア談さんの巻
第1回「編集長失格!?」
新宿紀伊國屋さんに突撃!