今月の新刊

次月刊行予定
裸の華
裸の華
桜木紫乃
定価:
700円+税
ISBN:
978-4-08-745849-7
解説:
村山由佳

累計82万部超え『ホテルローヤル』から4年。
踊りたい──。また舞台で。ストリッパーノリカの矜持と葛藤。

舞台上の骨折で引退を決意したストリッパーのノリカ。心機一転、故郷札幌で店を開くことに。訳ありの凄腕バーテンダーやタイプの違う二人の女性ダンサーと店は軌道に乗り始める。しかし、私も舞台に立ちたい、輝きたいという気持ちは募るばかりで─。ノリカの表現者としての矜持と葛藤。そして、胸が詰まるような踊り子たちの鮮烈な生き様を描く、直木賞受賞作『ホテルローヤル』に連なる一冊。

模範郷
模範郷
リービ英雄
定価:
540円+税
ISBN:
978-4-08-745850-3
解説:
温 又柔

何語でもない「ぼく」の記憶。
一九五六年、台湾。英語と中国語と台湾語が響き合う旧日本人街に、アメリカ人のぼくたちは住みついた──
日経新聞、朝日新聞、読売新聞各紙で大反響 越境文学の雄、新境地!

1950年代、6歳から10歳まで台湾にいた「ぼく」。日・米・中・台の会話が交錯する旧日本人街「模範郷」。そこは間違いなく「ぼく」の故郷であり、根源であった。何語にも拠らない記憶の中の風景が変わり果てたことを直視したくない「ぼく」は、帰郷を拒んでいた。だが知人の手紙を機に半世紀ぶりにかつての家を探しに行くことを決意する。越境文学の醍醐味が凝縮された一冊。
第68回読売文学賞受賞作。

スッポンの河さん 伝説のスカウト河西俊雄

スッポンの河さん 伝説のスカウト河西俊雄

澤宮 優
定価:
630円+税
ISBN:
978-4-08-745851-0
解説:
岡崎武志

この男を知らずして、野球を語るべからず!!
江夏豊、掛布雅之、野茂英雄、中村紀洋、福留孝介らを見出した伝説の野球人。阪神・近鉄で活躍!

江夏豊、川藤幸三、掛布雅之、阿波野秀幸、野茂英雄、中村紀洋、福留孝介……今でも燦然と輝く記録と記憶を残した名選手たちを獲得した伝説のスカウトマン河西俊雄。最大の決め手は誠意。探し、交渉し、引退後も見守る。その粘り強い交渉術を見て、人は彼のことを「スッポンの河さん」と呼んだ。現代のビジネスマンにも通ずる、人を動かす極意がそこに。この男を抜きにしてプロ野球史は語れない。

戦後最大の偽書事件 「東日流外三郡誌」
戦後最大の偽書事件 「東日流外三郡誌」
斉藤光政
定価:
800円+税
ISBN:
978-4-08-745852-7
解説:
鎌田 慧

すべてがインチキだ!
「東日流外三郡誌」の真贋論争の中心にいた青年記者がその真相を暴く──
立花隆氏、呉座勇一氏など各界著名人たちに注目された迫真のルポルタージュ!

青森県五所川原市にある一軒の農家の屋根裏から、膨大な数の古文書が発見された。当初は新たな古代文明の存在に熱狂する地元。ところが1992年の訴訟をきっかけに、その真偽を問う一大論争が巻き起こった。この「東日流外三郡誌」を巡る戦後最大の偽書事件を、東奥日報の一人の青年記者が綿密な取材を重ね、偽書である証拠を突き付けていく──。事件後見えてきた新たな考察を加えた迫真のルポ。

おなかがすいたハラペコだ。
おなかがすいたハラペコだ。
椎名 誠
定価:
600円+税
ISBN:
978-4-08-745853-4
解説:
吉田伸子

世界各地で出合ったオドロキの料理に愛妻海苔弁まで、本気でうまいものに取り組んだシーナの食い道楽エッセイ。
アマゾンの猿ジャガってなんだ!?

子供のころ最高のゴチソーだったコロッケパンの思い出にはじまり、W焚き火命Wの仲間たちと考案した豪快キャンプ料理、世界の辺境で出合った〈砂トカゲの蒸し焼き〉〈猿ジャガ〉などのオドロキ料理に、ときに嵐が吹き荒れるシーナ家の食卓事情─―など、など、とにかく圧倒的にハラヘッタ状態で、あれやこれやを食べまくる。雑誌「女性のひろば」連載の全編うまいものだらけの食欲モリモリ増進エッセイ!

昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか
昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか
鈴木美潮
定価:
750円+税
ISBN:
978-4-08-745854-1
解説:
柳田理科雄

「優しい心を諦めちゃいけないよ」
この本を読み終えたら、君は愛する人に微笑めばいいんです。
『純烈』─酒井一圭さん推薦!!

月光仮面、ウルトラマン、仮面ライダー……。老若男女、誰の心にも思い出のヒーローが存在するはず。世相や社会情勢を色濃く反映してきた彼らが戦った敵とは。彼らが死闘を通じて残してくれたメッセージとは何か。新聞記者である著者が、キャストやスタッフの証言を交え、ヒーローの歴史を解き明かす。親しみやすい切り口から昭和を振り返り、平成、そしてその先の新時代を展望する。コラムも充実!

 
外道クライマー
外道クライマー
宮城公博
定価:
850円+税
ISBN:
978-4-08-745855-8
解説:
角幡唯介

こんな冒険アリ!? 面白くないところは1ページもありません。
解説 角幡唯介さんも嫉妬!?

世界遺産・那智の滝を登攀しようとして逮捕された著者。彼は、最も野蛮で原始的な登山といわれる沢登りにこだわり続けるW外道Wクライマーだ。逮捕にもめげず、「誰もやったことのない登山」を目指した46日間のタイのジャングル行では、道に迷い、激流に溺れかけ、飢えに耐え、大蛇と闘うハメに……。生死の境目ギリギリの状況を描きながらも、そのユーモラスな筆致が光る傑作冒険ノンフィクション!

家庭教師は知っている
家庭教師は知っている
青柳碧人
定価:
620円+税
ISBN:
978-4-08-745856-5
解説:
岡崎琢磨

「家庭訪問が、必要かもしれません」
家庭内で起きているのは、虐待? それとも──。
不可解さが加速するミステリー! いきなり文庫!

原田は、首都圏で《家庭教師のシーザー》を運営する会社で働いている。大学生のアルバイト講師たちの指導と相談を受け、派遣先の家庭で虐待など深刻な問題がありそうなら自ら家庭訪問を行う。スタッフたちから奇妙な相談が持ち込まれるたび、原田の家に入り浸っている女子高生・リサは「それぞれの家の事情だから放っておけばいい」と言うが……。驚愕のラストが待ち受ける家庭訪問ミステリー。

いきづまり 隠密絵師事件帖
いきづまり 隠密絵師事件帖
池 寒魚
定価:
650円+税
ISBN:
978-4-08-745857-2
解説:
末國善己

“江戸の最期”を看取った絵師の物語、ここに完結。
幕末、明治史を裏から見れば、世の中のからくりが明らかに!?
衝撃のラスト いきなり文庫!

明治と改元される直前の慶応4年3月。絵師の誠之進は品川を離れ、国許である磐城平藩へ向かう。ほどなく江戸が官軍の手に落ち、奥州の南端にいる誠之進らの元へも追撃の軍勢が迫る。敗走する先で絵師が目の当たりにする旧幕府軍の悲劇。そして再会した土方歳三と箱館の地へ──。欺瞞に満ちた幕末・明治史に喧嘩を売る時代小説シリーズついにクライマックス。頭を殴られるような衝撃のラスト。