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最新!世界の常識検定

サイバーセキュリティにくわしい小説家・一田和樹が出題する、ネット時代の新常識クイズ第45問!
今回は、ダークウェブについてのクイズです。


インターネットにはウェブやメール、SNSなどのさまざまなサービスがあり、中にはオンラインゲームのように、そのゲーム専用のアプリでないと利用できないものもある。また、パスワードで保護されているウェブのようにアクセスが制限されているものはディープウェブと呼ばれる。ディープウェブは、一般に利用できるウェブよりもはるかに多く、数千倍もあると言われている。
ディープウェブの中でもTorなどの匿名化通信ツールを使ってしかアクセスできないインターネットの空間はダークウェブと呼ばれている。言論統制や検閲が行われている地域では、それらを逃れるために匿名化して情報を発信し、共有することができる。
現在では匿名性を悪用して犯罪に用いられることも多く、そちらのイメージが強くなっている。たとえば非合法に取得した情報などの売買、犯罪の依頼、児童ポルノの販売などが行われており、最近流行しているランサムウェアのサイトもダークウェブにたくさんあり、盗み出したデータをさらしたり、オークションにかけたりしている。

『犯罪「事前」捜査』一田和樹・江添佳代子著 (2017年8月10日、角川新書)

@War:The Rise of the Military-Internet Complex(2014年11月11日、Shane Harris、Eamon Dolan / Houghton Mifflin Harcourt )


プロフィール

一田和樹(いちだ かずき) 東京生まれ。経営コンサルタント会社社長、IT企業の常務取締役などを歴任後、2006年に退任。
10年、「檻の中の少女」 で島田荘司選 第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、デビュー。
著書に『女子高生ハッカー鈴木沙穂梨と0.02ミリの冒険』『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』『キリストゲーム』『絶望トレジャー』など。
http://www.ichida-kazuki.com/ Twitter:@K_Ichida

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