よみもの・連載

佐藤満春トイレの輪〜トイレの話、聞かせてください〜

第1回 オードリー・春日俊彰さん

佐藤満春Mitsuharu Sato

春日
というか、逆向きは何か……。
佐藤
バツみたいなね。
春日
バツの。乗っちゃってさ、こうなっちゃってるやつが。

京都市が作成・データ配布している「トイレの使用方法に関する外国人観光客向け啓発ステッカー」

佐藤
これね。そう、そう、そう。
春日
バツみたいな。いや、そんなやついねえだろって思う、こっちは。
佐藤
いや、いるみたいよ。
春日
壁側に向かってよ。壁側に向かってこう座っちゃってさ。
佐藤
いるんだってね、でもね。
春日
いるだろうね。もし、見たことなかったら。
佐藤
で、あとは、それこそ二〇二〇年東京オリンピックで海外の人がたくさん来るから、それぞれの言語で使い方を伝えるのが難しいから、それのピクトグラムで使い方を伝えていこうということで、去年ぐらいに日本レストルーム工業会が決めたんだよ。海外の人向けに。流すボタンとかもさ、わかんないじゃん?
春日
わかんない。
佐藤
あれも統一した規格をつくろうっていう動きがあって。
春日
まさにだからそれだよ、そういうことだよね。
佐藤
その「腰掛便器の使い方」はその原点みたいなもので。
佐藤
でもさ、そんなに古くても陶器自体はさ、別に壊れたりしてないでしょう? 
春日
あー、してないね。してない、してない。
佐藤
その陶器ってすごい強度があるんですよ。
春日
いや、すごい。
佐藤
衛生陶器ってすごいんだよね。
春日
なるへそ。
佐藤
今、樹脂で新開発の素材のものもどんどんできてきていて、パナソニックのアラウーノっていうトイレがあるんだけど、それは樹脂(有機ガラス系新素材)でできていると。
春日
へー。なるへそ。
佐藤
そんなに進化しているのに昔の和式のトイレがまだ使えてるっていうのはすごいことだよね。
春日
しっかりしてるんだろうね。物がね。
佐藤
四、五十年前に焼かれた物、工場で焼いた物がまだ使えてるってすごいよね。
プロフィール

佐藤満春(さとう・みつはる) 1978年生まれ。テレビ番組等の構成作家、お笑いコンビ「どきどきキャンプ」として活動中。トイレ博士としてイベントに出演したり、トイレを研究するラジオ番組のパーソナリティーなども務める。日本トイレ協会会員。掃除能力検定士(5級)。名誉トイレ診断士。トイレクリーンマイスター。

春日俊彰(かすが・としあき) 1979年生まれ。お笑いコンビ「オードリー」のボケ担当。

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