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13)ジンガロの空間を観る |
舞台というのは、まさに空間体験の極みである。4年前に、木場の特設円形舞台で行われた「ジンガロ」という劇団のショーを観て、かなり衝撃を受けていた。
「ジンガロ」というのは、バルタバスという主宰者が、演出と制作を行って、様々な国籍の団員と馬を使ったショーを世界中で公演する騎馬劇団である。
「ジンガロ」は毎回出し物を変えていて、4年前の「ルンタ」という演目は、チベット音楽を主体に、やや宗教的な雰囲気の漂う、非常に「静」を感じるものであった。
その感激をもう一度という気持ちで、新しい演目である「バトゥータ」を最近観に行った。 |
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(ジンガロ)風船でベールを浮かせて、浮遊感が出てます。 |
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〈プロフィール〉 |
1952年山梨県生まれ。聖マリアンナ医科大学卒。同大学第二内科助教授を経て作家に転身。医学博士。専門は神経内科。著書に「使命を忘れた医者たち」「医者がぼけた母親を介護する時」「もの忘れを防ぐ28の方法」等著書多数。
著者ホームページ
http://yoneyone.com |
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