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19)高鍋の巨大石仏 |
世の中には見たことがないというものが、まだまだあるものだ。
宮崎県は東国原知事関連のマスコミ報道でなんとなく元気がよさそうに見えるが、実態は観光客がすごく増えたということでもないようだ。
観光資源がないように思われているのかもしれないが、宮崎に住む友人が、高鍋というところにとんでもないものがあると言う。
その友人も実際には見ていないというので、宮崎に講演に行ったついでに、高鍋の巨大石仏を見に行くことにした。
こういう巨大なんとかというのは、地方に多く見られるものだ。地元出身者が大もうけをして、故郷に錦を飾る代わりに巨大な観音(たしか金沢や淡路島にある)を作ってしまう。どうもお金ができると、そういったものを建てたくなるものらしい。
しかし、高鍋の巨大石仏は、そういったものとはまったく違うものだった。 |
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海を見ていた高鍋モアイ像。 |
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〈プロフィール〉 |
1952年山梨県生まれ。聖マリアンナ医科大学卒。同大学第二内科助教授を経て作家に転身。医学博士。専門は神経内科。著書に「使命を忘れた医者たち」「医者がぼけた母親を介護する時」「もの忘れを防ぐ28の方法」等著書多数。
著者ホームページ
http://yoneyone.com |
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