 |
|
|
|
 |
 |
25)外国船という別世界 |
日本船の話は以前、ここでも書いている。しかし、大型客船の世界は、なんといっても外国船である。数も多ければ、いろいろなタイプがある。私にとって、それに乗っている人のほとんどが外国人(当たり前か)であることが、刺激的な体験にはぴったりなのだ。
巨大な船内はまさに空間体験ではあるが、とくに外国船は非常に異質で、動く外国というわけだ。
私が今回乗ったNCL(ノルウェージャンクルーズライン)の「パール」という船は、フリースタイルを売りにしている。
フリースタイルというのは、簡単にいえば、いろいろ面倒な決まりごとがない船ということだ。そんな自由な空間を楽しんできた。
今回の船はバンクーバーから出航して、アストリアというアメリカの田舎町に寄港し、サンフランシスコを経由して、ロサンゼルスまでの1週間のクルーズである。 |
 |

巨大迷路。 |
|
 |
〈プロフィール〉 |
1952年山梨県生まれ。聖マリアンナ医科大学卒。同大学第二内科助教授を経て作家に転身。医学博士。専門は神経内科。著書に「使命を忘れた医者たち」「医者がぼけた母親を介護する時」「もの忘れを防ぐ28の方法」等著書多数。
著者ホームページ
http://yoneyone.com |
 |
|
 |
|
|
 |