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27)氷の世界 |
建築物というのは、空間を何かで仕切ることによってできる。
ただそこにできた空間を、五感すべてを使って感覚的に表現するのは難しいだろう。
空間の味とか、空間の触覚というわけにはなかなかいかない。
となれば、岡本太郎的に相反するものがぶつかり合うことで表現できないだろうか。
丸い物ととがった物、赤い物と黒い物、柔らかい物と硬い物など無理やり対極させてみればいろいろ表現できそうである。
で、今回は温かい物と冷たい物のぶつかり合い、そんな空間へ行ってみた。
アイスバー東京は以前、話題になっていたが、時間とともに消えてしまったかと思ったら、麻布にあったアイスバーが、銀座に引っ越したことが判明して、そこへ出かけてみた。
暖かい日常から寒い異空間へというわけだ。 |
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氷の世界。 |
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〈プロフィール〉 |
1952年山梨県生まれ。聖マリアンナ医科大学卒。同大学第二内科助教授を経て作家に転身。医学博士。専門は神経内科。著書に「使命を忘れた医者たち」「医者がぼけた母親を介護する時」「もの忘れを防ぐ28の方法」等著書多数。
著者ホームページ
http://yoneyone.com |
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