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連載
空間散歩
Illustration by 米山公啓
「脳がいきいき空間散歩」第37回 米山公啓
37)東京湾を眺める
 街全体を見るにはいくつかの方法がある。もちろんヘリコプターに乗って、上空からというのもいいだろうし、ビルの屋上など高いところから見下ろすという方法もある。
 東京なら、東京ミッドタウンにあるザ・リッツ・カールトンのラウンジからの眺めか、汐留の高層ビルからもいいかもしれない。
 しかし、鳥瞰(ちょうかん)的でない視点で街全体を見るとすれば、海から街を見るという方法がある。
 大型客船でのクルーズでは、出港の時がもっとも楽しいものだ。というのも、港を出て行く時に、街全体を客船のデッキという高い視点からゆっくり眺められるからだ。
 ベニスの港から客船で出ていく時には、サンマルコ広場の前の運河を通っていくのだが、ベニスの街全体を眺められるベストポジションである。
 東京湾をそんなふうに眺めるには、大型客船以外には、大型のクルーザーに乗るという方法がある。
 天王洲という東京湾の奥に、大型のクルーザーに乗れるところがあって、そのクルーザーが東京湾一周をやっているのだ。
 レディクリスタルという名の大型のクルーザーで、結婚披露パーティなどにも使われている。
 日本郵船の大型客船「飛鳥」が作られた時、同時に作ったクルーザーである。
 大型クルーザーで東京湾一周となると、贅沢な感じであるが、ディナーを食べない時間帯であれば、それほど高いわけではない。
地球感覚を身につける。

地球感覚を身につける。


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〈プロフィール〉
1952年山梨県生まれ。聖マリアンナ医科大学卒。同大学第二内科助教授を経て作家に転身。医学博士。専門は神経内科。著書に「使命を忘れた医者たち」「医者がぼけた母親を介護する時」「もの忘れを防ぐ28の方法」等著書多数。
著者ホームページ
http://yoneyone.com

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第40回
最終回に来たところ
第39回
新しい客船
第38回
ロンドンを脳に入れる
第37回
東京湾を眺める
第36回
林の中の切り取られた空間「中村キース・ヘリング美術館」
第35回
山手トンネルウォーク「日本はこれでいいのか?」
第34回
グラバー園
第33回
都会の中で静けさに包まれる
第32回
天地がひっくり返る場所
第31回
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第30回
日本一の庭園
第29回
古城は時間移動装置
第28回
ホテルの部屋という空間
第27回
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第26回
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第25回
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第24回
山を読む
第23回
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第22回
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第20回
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第14回
帆船で時空間の旅
第13回
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第12回
駅で何が見えるのか
第11回
都会の中の空中庭園
第10回
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第9回
トンネルの向こうに明日がある 大日影(おおひかげ)トンネル遊歩道
第8回
仙台 地底の森ミュージアム
第7回
ベッドルームの空間解放
第6回
東京ディズニーランドホテル
第5回
森と湖に囲まれて 神山コテージ
第4回
陸橋の上から道路を眺める
第3回
直島(なおしま)にて
第2回
お風呂の空間演出で脳が広がる
第1回
ザ・コンランショップカフェにて
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