

親しき仲にも殺意あり
赤川次郎
刑事と殺し屋が大親友!? 女の子の愛と友情を描いた冒険ミステリー。
捜査一課の若手刑事・森口容子は、幼稚園からずっと一緒の大親友・平田結美の住むアパートへ遊びにきた。ただし――彼女が殺し屋だなんて、容子はまったく知らない。しかも、結美はバイクで逃げ去る男を弾丸一発で仕留めてしまうほどの凄腕なのだ。そんななか、結美が命を狙う男を、容子が護衛するハメに! 運命に引き裂かれる、二人の友情は……。青春クライムサスペンスの名作、新装版で復活。
2025年9月19日発売
1,034円(税込)
文庫判/424ページ
ISBN:978-4-08-744813-9
こんなにカッコいい女の顔で終わる物語はない!
映画「ベイビーわるきゅーれ」阪元裕吾監督も絶賛
第2弾・2025年12月刊行予定
離婚案内申し上げます ※『湖畔のテラス』を改題
赤川次郎
妻から届いた突然の「離婚通知」に夫は――。ユーモア・サスペンス集。
第3弾・2026年3月刊行予定
サラリーマンよ 悪意を抱け
赤川次郎
サラリーマンの怒りと悲哀が詰まった、異色のミステリー短編集。
【著者プロフィール】
赤川次郎(あかがわ・じろう)
1948年福岡県生まれ。桐朋高等学校卒業。76年、サラリーマン生活のなかで執筆した「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、ミステリー界に新風を吹き込む。以後、幅広い分野の小説を発表、ベストセラー膨大。2005年度日本ミステリー文学大賞受賞。16年『東京零年』で吉川英治文学賞受賞。