著者:佐川 光晴
明治期、徴兵を逃げ出した清作と、彼のひ孫の現代の女子大生・あさひ。時代を隔てた二人が繋がる感動長編! 各メディアが大絶賛! 数多くの高校受験向けの教材で使用!
著者:ミラン・クンデラ 訳者:西永 良成
更年期症状を感じるようになった女と、経済力では彼女に劣る年下の男。 愛し合うふたりの心のバランスの危うさを、名手クンデラが描く。 (1997年刊行『ほんとうの私』改題)
著者:谷川 俊太郎
恋は大袈裟なものだが、誰もそれを笑うことはできない。 男女、生死、老い、社会など――。瑞々しい感性とユーモアで綴る名エッセイ45編。
ミラン・クンデラ逝去から1年。待望の文庫化! パリ郊外の城に滞在する作家が見た、18世紀のある貴婦人と騎士の一夜の逢瀬と、20世紀末の自意識過剰な茶番劇。重さと軽さ、哲学と冗談、夢と現実世界が往来するクンデラならではの作品。
著者:永井 みみ
各紙誌で大反響を呼んだ衝撃のデビュー作、文庫化。「あたしはいったい、いつまで生きれば、いいんだろう。」 暴力と愛情、幸福と絶望、諦念と悔悟……。認知症を患う老女カケイの 絡まり合う記憶の中から語られる、凄絶な「女の一生」!
著者:フィリップ・ロス 訳者:柴田 元幸
ありえない。まさか。合衆国大統領だなんて。 1940年、もしもヒトラーの友人で反ユダヤ主義者のリンドバーグが米大統領になっていたら……。 ありえたかもしれないファシズム擡頭をひとりの少年の目から描くフィリップ・ロスの傑作。
著者:辻 仁成
愛ではなく、恋がしたかった。ただ焦がれるだけの恋を。 パリで暮らす著者が描き出す、大人の恋愛小説。 離婚から十年。彼女を待っていたのは、甘いときめきと黒い噂。そして、未知の感染症……。
著者:李 琴峰
著者:高山 羽根子
著者:石川 宗生
著者:古川 真人
著者:町屋 良平