

『獄中シェイクスピア劇団』
マーガレット・アトウッド
訳:鴻巣友季子
舞台は刑務所、演者は囚人。
裏切りの復讐に燃えるフェリックスが率いる、前代未聞の『テンペスト』の幕が上がる――。
ノーベル文学賞候補の著者により、シェイクスピアの名作喜劇が鮮やかに蘇る。
過激な演出が評判の舞台芸術監督フェリックスは、部下トニーの策略によりその座を追われ刑務所で演劇指導をすることに。報復を誓い12年。大臣にまで出世したトニーが所内視察に訪れると知り……。
観せてやろうじゃないか! かつて心血を注ぎ上演叶わなかった舞台『テンペスト』を。
演者は囚人、舞台は刑務所。フェリックスの復讐劇の幕が上がる。アトウッドがシェイクスピアの傑作を大胆に解釈。
2026年9月18日発売
1,815円(税込)
文庫判/408ページ
ISBN:978-4-08-760803-8
【集英社文庫noteにて著者インタビュー掲載中!】
【著者プロフィール】
マーガレット・アトウッド
(Margaret Atwood)
カナダを代表する作家・詩人。その著作は小説、詩集、評論、児童書、ノンフィクションなど多岐にわたって60点以上にのぼり、世界45ヵ国以上で翻訳されている。1939年カナダのオタワ生まれ。1966年に詩集『サークル・ゲーム』でデビューし、カナダ総督文学賞を受賞。1985年に発表した『侍女の物語』は世界的ベストセラーとなり、アーサー・C・クラーク賞と二度目のカナダ総督賞を受賞。1996年に『またの名をグレイス』でギラー賞、2000年には『昏き目の暗殺者』でブッカー賞、ハメット賞を受賞。2016年に詩人としてストルガ詩の夕べ金冠賞を受賞。2019年、『誓願』で二度目のブッカー賞を受賞した。トロント在住。