

医療Gメン氷見亜佐子 暗夜病棟
本城 雅人
医療業界に巣食う悪を暴く、人気シリーズ第2弾!
身寄りのない患者たちを病院に運ぶ「コトリバス」の裏に隠された目的とは⁉
元外科医で厚生労働省職員の氷見亜佐子の仕事は、現場で正常な医療行為が行われているか監視すること。ある時、同僚の桃子から「緊急搬送先で一命を取り留めた夫から三下り半を突き付けられた友人がいる」と相談された亜佐子。家族に無断での転院、面会拒否、急な弁護士の登場に違和感を覚えて病院への侵入を決行。そこで思わぬ事実が発覚し……。弱者を貪る悪を絶つ!医療Gメンシリーズ第2弾。
2025年8月21日発売
858円(税込)
文庫判/352ページ
ISBN:978-4-08-744802-3
【『暗夜病棟』主な登場人物】
氷見亜佐子(ひみあさこ)
厚生労働省 医政局医務指導室・医療監視員、元富国大病院外科医、医系技官
伴奏(ばんかなで)
警視庁捜査一課・業務過失班、警部補
(『終わりの歌が聴こえる』に登場)
瓦間慎也(かわらましんや)
フリーライター
(『友を待つ』に登場)
津舟桃子(つぶねももこ)
厚生労働省 医政局医務指導室・医療監視専門官
錦織達三(にしきおりたつぞう)
錦織クリニックの院長、亜佐子の研修医時代の師
藤村威一郎(ふじむらいいちろう)
藤正会病院、理事長兼院長
堀川工真(ほりかわたくま)
セーブバード株式会社の社長
『医療Gメン氷見亜佐子 暗夜病棟』発売記念!著者エッセイはこちらから


医療Gメン氷見亜佐子 ペイシェントの刻印
本城 雅人
医療監視員の活躍を描く“医療Gメン”シリーズ開幕!
二係捜査シリーズの著者による待望の新シリーズスタート!
元臨床医の氷見亜佐子は厚生労働省の医療監視員。彼女の仕事は、専門知識を活かして全国の医療現場が滞りなく機能しているかどうかチェックすること。ある日、東京フロンティア医大の術中死のタレコミ電話を受け調査を進めると、過去にも不審な術中死と優秀な医者の辞職があったことが発覚し――。癖のある同僚や新聞記者、捜査一課刑事らと共に病院に巣食う悪を暴く。医療Gメンシリーズ開幕。
2025年2月20日発売
880円(税込)
文庫判/352ページ
ISBN:978-4-08-744743-9
医療監視員とは
構成
事務官および医系技官
職務対象
病院や医療機関
職務内容
「すべて国民は、健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する」という憲法二十五条、または医療法二十五条に基づく立ち入り検査で、医療監視すること。
※逮捕権、捜査権はない
【『ペイシェントの刻印』主な登場人物】
氷見亜佐子(ひみあさこ)
厚生労働省 医政局医務指導室・医療監視員、元富国大病院外科医、医系技官
伴奏(ばんかなで)
警視庁捜査一課・業務過失班、警部補
(『終わりの歌が聴こえる』に登場)
藤瀬祐里(ふじせゆり)
中央新聞 社会部・厚生労働省担当記者
(『ミッドナイト・ジャーナル』「二係捜査」シリーズに登場)
津舟桃子(つぶねももこ)
厚生労働省 医政局医務指導室・医療監視専門官
清原裕司(きよはらゆうじ)
厚生労働省 医政局長
高井敦也(たかいあつや)
東京フロンティア医大教授
飯森智大(いいもりともひろ)
東京フロンティア医大先任准教授
斉藤七海(さいとうななみ)
東京フロンティア医大手術室・看護師
錦織利恵(にしきおりりえ)
共生女子医大特別研究員、亜佐子の師
「青春と読書」2025年 3月号
プロフィール
本城雅人(ほんじょう・まさと)
1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、サンケイスポーツで記者として活躍。2009年『ノーバディノウズ』で第16回松本清張賞候補となりデビュー。10年同作で第1回サムライジャパン野球文学賞大賞、17年『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞受賞。著書に『トリダシ』『傍流の記者』『残照』『不屈の記者』「二係捜査」シリーズなど。