【谷根千から世界各地へ――「暮らし」シリーズ】

『寺暮らし』

引っ越し先は寺の境内に建つ小さなマンションだった。
東京の古い寺町の四季折々の風景、人々との交流。

『その日暮らし』

都内の路地の小さな緑地の工夫。農村での生ごみ再利用。
インドやベトナムで考えたこと。町と暮らしへの思い。

『旅暮らし』

沖縄、イタリア、ニューヨーク。旅から旅の日々から地元に帰り、身のまわりを考える。
町に寄り添うエッセイ。

『貧楽暮らし』

潤沢なお金がなくとも、日々をいかに楽しく暮らすか。

それが「貧楽暮らし」。文庫オリジナルエッセイ集。

『いで湯暮らし』

昔ながらの流儀を続け、地元に誇りを持つ人々と触れ合うために各地へ。
歩いて食べて、貪欲な旅エッセイ。

【歴史をたどり、書き残す――ドキュメンタリー】

『女三人のシベリア鉄道』

与謝野晶子、宮本百合子、林芙美子。
明治末から昭和初めの動乱期に大陸を横断した女性たちの足跡をたどる評伝紀行。

『『青鞜』の冒険 

女が集まって雑誌をつくるということ』 

《第24回 紫式部文学賞 受賞作品》

女性による女性のための雑誌「青鞜」。その創刊から休刊まで。
平塚らいてう、伊藤野枝らの姿を浮き彫りにする傑作評伝。

『彰義隊遺聞』

明治新政府軍と上野彰義隊らがぶつかった上野戦争の様子を貴重な証言と膨大な資料をもとに検証した迫力のドキュメント。

『森まゆみと読む 林芙美子「放浪記」』 

各章ごとに時代背景や芙美子の生涯についての解説つき。
今こそ女性に勧めたい、時代を超えた名著の魅力を紹介。

『『五足の靴』をゆく』

明治の修学旅行』

与謝野鉄幹、北原白秋ら五人が綴った幻の紀行文。彼らの足跡を歩いた記録。
世界遺産長崎、天草の旅ガイドとしても。

【著者プロフィール】

森まゆみ(もり・まゆみ)

1954年東京都文京区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学新聞研究所修了。出版社で企画、編集の仕事にたずさわった後、フリーに。84年に子育て仲間の山崎範子、実妹の仰木ひろみと地域雑誌「谷中・根津・千駄木」を創刊。2009年終刊、のち「谷根千記憶の蔵」を主宰し、地域資料のアーカイブ化に努める。著書に『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜」の冒険 女が集まって雑誌をつくるということ』(紫式部文学賞)、『暗い時代の人々』『お隣りのイスラーム』『聖子』『子規の音』『聞き書き・関東大震災』『昭和下町暮らし』など。