峠を越えたら、その先いちめんにおいしい世界が待っていた。
シーナの「食」エッセイ待望の第3弾!

ついつい取りすぎてお腹がパンパンになる朝食ブッフェ。コンビニ冷し中華、もやし、おじや、クリームパンなど、身近にあるうまいもの。忘れられない駅弁から、宮古島でのカツオ料理、中国の屋台の饅頭など、旅先での絶品グルメ。時節柄、活動範囲は狭まっても、その分深掘りするので変わらず食欲は刺激されまくり。シーナの食エッセイ第3弾。読み終えたら、あなたもきっと叫ぶはず。「おかわり!」

単行本時のタイトル:『おなかがすいたハラペコだ。③ あっ、ごはん炊くの忘れてた!』

2024年7月19日発売
638円(税込)
文庫判/200ページ
ISBN:978-4-08-744673-9

-「おなかがすいたハラペコだ。」シリーズ好評発売中!-

世界各地で出合ったオドロキの料理に愛妻海苔弁まで、本気でうまいものに取り組んだシーナの食い道楽エッセイ。
アマゾンの猿ジャガってなんだ!?

子供のころ最高のゴチソーだったコロッケパンの思い出にはじまり、"焚き火命"の仲間たちと考案した豪快キャンプ料理、世界の辺境で出合った〈砂トカゲの蒸し焼き〉〈猿ジャガ〉などのオドロキ料理に、ときに嵐が吹き荒れるシーナ家の食卓事情──など、など、とにかく圧倒的にハラヘッタ状態で、あれやこれやを食べまくる。雑誌「女性のひろば」連載の全編うまいものだらけの食欲モリモリ増進エッセイ!

2019年3月20日発売
660円(税込)
文庫判/232ページ
ISBN:978-4-08-745853-4

食ってヨシ、作ってもヨシ!
四季折々の美味から男の発作的創作料理まで 読めば納得 うまいもの尽くしのグルメエッセイ第2弾

春の到来を告げる朝採れタケノコで作ったまぜごはん。おにぎりにしてもヨシ。夏は特製ダシでいただくソーメン。新鮮なホタルイカをオリーブ油で炒め、さっと塩を一振り。こりゃたまらん。秋はとにかく魚がうまい。中でも釣りたてサバの刺し身はうますぎて悶絶。冬はごった煮、うどんすき。心も体も温まります。四季折々の美味から男の発作的創作料理まで、うまいもの尽くしの食物エッセイ第2弾。

2021年3月19日発売
682円(税込)
文庫判/184ページ
ISBN:978-4-08-744223-6

【椎名誠の本 絶賛発売中】

その時、何を見て何を想い どう果てるのか。
空は蒼く広がっているのだろうか。
風は感じられるのだろうか――
作家、ときどき写真家がカメラを抱えて迷い込んだ“エンディングノート”をめぐる旅17。

お骨でできた仏像、人とのつながりの希薄さが生む孤独死の問題、ハイテクを組み合わせた最新葬祭業界の実情――。
「死とその周辺」がテーマの取材は、かつて経験した九死に一生の出来事、異国で出合った変わった葬送、鬼籍に入った友人たちの思い出などと重なり、やがて真剣に「自分の仕舞い方」と向き合うことになる。

シーナが見出した新たな命の風景とは?

2023年11月17日発売
726円(税込)
文庫判/288ページ
ISBN:978-4-08-744589-3

-単行本-

シーナ、78歳。よろよろと生還す。
後遺症、進む老い、進まない原稿、募る一方の失踪願望……
サイアクときどきサイコウの、ある1年の記録。

新型コロナ感染後、生死をさまよい退院するも、しつこい後遺症に悩まされる日々。旅には出られず、友と生ビールは遠く、自らと向き合えば今までと何かが違う──。
若き頃から抱える“失踪への衝動”を携えてシーナが放つ、パンデミック下の1年の記録。
〈WEB-MAGAZINE集英社 学芸の森〉で好評連載中の「失踪願望。」、2021年4月~2022年6月の日記に加え、壮絶書き下ろし「新型コロナ感染記」、盟友・野田知佑氏ら、自らの人生に大きな影響を与えた男たちへ捧ぐ「三人の兄たち」の2編を収録。

「自分の日記なのに興味深い……浦島太郎的な気分である」

2022年11月25日発売
1,760円(税込)
四六判/288ページ
ISBN:978-4-08-781724-9

「おい、シーナ、逃げるなよ」
急逝した親友・目黒考二がシーナに伝えた
最期の“檄(ゲキ)”の真意とは?
老いてゆくこと、喪失を抱えて生きること――
哀しみも淋しさもそのままに(ときにビールとともに)
愛するものたちへの思いを静かに差し出す
79歳の日録は共感必至。

「WEB-MAGAZINE 集英社 学芸の森」で好評連載中の
「失踪願望。」日録に加え、書き下ろし「さらば友よ!」を収録。
若き頃の“失踪”と“ヰタ・セクスアリス”の告白、
青春の別れと悔恨をつづって
新たな人生の世界線をひらく作家・椎名誠の新境地!

2022年7月から2023年6月の1年間の日録は
白内障の手術からスタート。
異常な猛暑にへたりこみながら仲間とのビールで乗り切る日々。
取材や講演で旅することも増えてきた。
そんな矢先、盟友・メグロが短い闘病の末、逝ってしまう――。
深い悲しみと混乱、喪失感に動けなくなってしまうシーナ。
そんな彼を支えたのは、かつてメグロから言われた
「作家・椎名誠への叱咤の言葉」だった……!

『失踪願望。 コロナふらふら格闘編』から2年弱、待望の続編刊行!

2024年5月9日発売
1,760円(税込)
四六判/288ページ
ISBN:978-4-08-781751-5