


ラブカは静かに弓を持つ
安壇美緒
少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇して以来、深海の悪夢に苛まれる橘樹は、勤務先の全日本音楽著作権連盟の上司・塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠を掴むこと。彼は身分を偽り、チェロ講師・浅葉桜太郎のもとに通い始めるが……。大反響を巻き起こした、心に響く“スパイ×音楽”長編。文庫版特典スピンオフ短編も収録。
2025年5月20日発売
定価:820円+税
カバーデザイン/アルビレオ
イラストレーション/よしおか
ISBN:978-4-08-744768-2


単行本未収録スピンオフ短編「音色と素性」収録!

紙版購入者限定!
声優・斉藤壮馬さんが朗読するスペシャルムービー公開中!(詳しくはオビをチェック)

紙版購入者限定!
声優・斉藤壮馬さんが書く、解説付き!
2023年本屋大賞第2位!
第25回大藪春彦賞受賞!
第6回未来屋小説大賞第1位!
第69回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)選出!
期間限定!
特典②スペシャルムービーの一部を公開!
単行本版の特設ページはこちらから
著者紹介
安壇美緒 (あだん・みお)
1986年、北海道生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。2017年、『天龍院亜希子の日記』で第30回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。20年、北海道の中高一貫の女子校を舞台にした青春長編『金木犀とメテオラ』を刊行。22年、『ラブカは静かに弓を持つ』で第6回未来屋小説大賞第1位選出。23年、同作で第25回大藪春彦賞受賞、第20回本屋大賞第2位選出、第44回吉川英治文学新人賞候補、第69回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)選出。