


『戦国 茶室のミサ』
辻井 南青紀
主人公たちが火花を散らす「茶の湯」のシーンが、剣戟に勝る迫力!
想像を超えた展開に目が離せない、一気読み必至の戦国もの!
戦国の日本。勢力拡大を図るイエズス会の司祭オリヴェイラは、通詞の日本人ジュリアンと平戸から堺を目指す。石見銀山への伝手を持つ鉄砲商、田丸屋に近づく狙いだ。二人は大流行中の茶の湯を布教に利用することを構想。田丸屋のほうは沈没船に眠る銀獲得のため、欧州の潜水技術に期待していた。石見に至った彼らの背後にも戦火は迫り……。予想を超えた大胆な展開と結末。気鋭が放つ歴史ロマン。
2026年5月21日発売
924円(税込)
文庫判/384ページ
ISBN:978-4-08-743002-8
【推薦コメント】
菊池仁さん
「作者の脳裏にあったのは、誰も書かなかった戦国であり、誰も書けなかった戦国なのである。
とんでもない作者の、大胆不敵な物語を堪能しよう。」
(解説より抜粋)
「戦国 茶室のミサ」 関連地図

【人物紹介】
オリヴェイラ:イエズス会日本布教区司祭 ポルトガル・リスボン出身
ジュリアン:オリヴェイラの通詞を務める日本人従僕(侍者)
トーレス:イエズス会日本布教区布教長 イエズス会の拡大に腐心する
田丸屋:堺の鉄砲商 築いた財を惜しみなく「茶の湯」に注ぐ
真田美園:京に住むキリシタン女性 ジュリアンと謎めいた縁がある
福:真田美園の乳母
大石常光:石見銀山を支配するセニョール(領主)
【著者プロフィール】
辻井南青紀 (つじい・なおき)
1967年兵庫県生まれ。京都造形芸術大学大学院教授。読売新聞記者、NHK番組制作ディレクターを経て、2000年『無頭人』で第11回朝日新人文学賞を受賞し作家デビュー。11年刊行『蠢く吉原』より、時代小説に活躍の場を広げる。著書に『アトピー・リゾート』『イントゥ・ザ・サーフィン』『ミルトンのアベーリャ』『結婚奉行』『主君押込 城なき殿の闘い』など。