日めくり怪談

吉田悠軌

めくるたび、どんどん怖くなる!
カレンダー仕様で、1日5分で読める恐怖の短編集。

この夏、ページをめくるたびに毎日がゆがんでいく。7月1日から8月31日までの間、誰かがあなたにささやきかける62話の奇妙なカレンダー。屋根裏に隠れていた市松人形、心霊動画に映った誰かの名前、夏休みに消えたあの子……。ほんの少しのスキマの時間にどこでも好きなところを開きそうっと耳を傾けてごらん。たった5分であなたの周りが恐怖の時間へと開かれていく新感覚のショート怪談集。

2025年6月20日発売
638円(税込)
文庫判/224ページ
ISBN:978-4-08-744787-3

著者紹介

吉田悠軌(よしだ・ゆうき)

1980年東京都出身。怪談文化や都市伝説、特に実話怪談の収集と研究を中心に活動。メディアやライブ、執筆での発表も行っている。近著は『よみがえる「学校の怪談」』『ジャパン・ホラーの現在地』『教養としての名作怪談』『現代怪談考』『一生忘れない怖い話の語り方』『怪事件奇聞録』『京王沿線怪談』『中央線怪談』『一行怪談』『禁足地巡礼』など多数。

7月刊行予定 

鈴木光司『最恐見聞録 海の怪』

日本ホラー界の帝王による海をめぐる怖い話

8月刊行予定 

川奈まり子『最恐物件集 家怪』

逃げ場なし! 家の恐怖譚

9月刊行予定

井上 宮『骨の子供』

妹の頬に異形の顔が――。グロテスクホラーの新星!