内容紹介
ナポレオン 1 台頭篇
1769年、コルシカ島の貧乏貴族・ボナパルト家の次男として生まれたナポレオン。16歳でパリ陸軍士官学校を出た彼は、地元の英雄・パオリの親衛隊となる。フランス革命のようにコルシカにも革命をと考える彼だったが、過ぎた才知と熱意ゆえに、故郷を追われる羽目に。だが、フランス共和国の砲兵指揮官として派遣されたトゥーロンで頭角を現し──。
ナポレオン 2 野望篇
1796年、26歳のナポレオンは、イタリア遠征で数々の歴史的勝利を収める。パリに凱旋し次に向かったのは、エジプト。灼熱の砂漠を行進し、勝利と敗北を繰り返す中、諸外国による対仏大同盟でフランス本国の危機を知る。急遽帰国した彼は、クー・デタを起こし、ついに初代フランス皇帝になる──。若き将官がヨーロッパの覇者にまで上り詰めた栄達を描く、激動の第2巻!
ナポレオン 3 転落篇
1804年、34歳の若さで初代フランス皇帝となったナポレオン。その後も諸国との戦争で勝利を重ね、ヨーロッパの覇者となる。オーストリア皇女と再婚して跡継ぎにも恵まれるが、彼の絶頂期は長くは続かなかった。極寒の地・ロシア遠征で大敗を喫したことで苦境に立たされてゆく──。権勢を誇る男の凋落を描く、圧巻の第3巻。ナポレオン小説の金字塔、堂々の完結!
読者から反響続々!
(読書メーターより)