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ムラタくんオススメの本
『いつもの朝に』(上)(下) 今邑 彩 著
極上のミステリーと感動をダブルでいかがですか?
ずっと読みたかった作品を読んだ!
それが、今邑彩「いつもの朝に」(上)(下)。
単行本が発売になった時から、読みたくて仕方なかった。しかし、大作の厚みに物怖じしてしまい、見送ること数年・・・。ふと、会社の書棚に入っていたので、
手に取って読み始めた。これがすごい! 出だしから一気に作品に引き込まれて、読んだ手を止めることができなかった。
仕事中ということも忘れて読んでしまった! いくら出版社に勤めているからと言って、サラリーマンの私……。仕事をサボって、読書に没頭していいわけではないので、その時は、無理やり切り上げた。そこからが大変!!
早く続きが読みたくて読みたくて、頭の中は「いつもの朝に」でいっぱい。
なんとか仕事を終えて、真っ先に文庫を手に取ったのは言うまでもありません。
ここまで私を夢中にした作品、「いつもの朝に」の内容紹介を簡単に・・・
外見も性格も正反対の兄弟、桐人と優太は、ふとしたことから出生の秘密に気づき、過去を探りはじめる。30年前の凄惨な事件、すべてを覆しうる<秘密>とは?
何重にも仕掛けられた謎が用意され、最後にその謎がすべて解けた時、感動のラストが待っています!
私が一番感動したのは、ストーリーはもちろんのこと、今邑さんの筆の力。上下巻合わせると約800頁になる超大作だが、すべてのページをハイテンションで読まされてしまいます!!
極上のミステリー作品と感動作を味わえる「いつもの朝に」を読んでみてはいかがですか? ムラタ、大・大プッシュです!!
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ムラタくん
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ウリは大声とやる気だけ。勢い任せの関西人販売担当
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上京して数年経っても、全く関西弁が抜けず、社内ではかなり浮いた存在。それにもめげず、大声で周りにツッコミを入れまくる。本格的に読書するようになったのが、大学時代から。若葉マークの私だから、好き嫌いもせずに全ジャンルを勉強中。毎日、読めば読むほど広がる本の世界に、仕事も忘れてダイブ中。
2012.11.20
終末のフール
伊坂幸太郎 著
2011.12.15
銀河のワールドカップ
川端裕人 著
2011.12.15
極楽カンパニー
原 宏一 著
2011.5.20
でいごの花の下に
池永 陽 著
2011.1.20
娼年(しょうねん)
石田衣良 著
2010.9.17
他人事(ひとごと)
平山夢明 著
2010.5.20
いつもの朝に(上)(下)
今邑 彩 著
2010.1.20
もう一人の私
北川歩実 著
2009.9.18
となり町戦争
三崎亜記 著