「このミステリーがすごい」で毎年話題の宝島社から、このたび「この警察小説がすごい!ALL THE BEST」がでることになり…なんと!なんと!横山秀夫『第三の時効』がALL THE BEST No.1☆に輝きました!ぱちぱち 内容は、F県警の強行犯(=捜査1課ってコトでしょうか..たぶん)を巡る6篇の連作短篇集。 いや〜〜〜っノリに乗っているときに書かれたものだけあって、圧巻の警察小説。1位も当然の傑作です。 1班の朽木・2班の楠見・3班の村瀬という強烈な個性を持つ絶対的なスペシャリストの班長たちが、次々と超難事件を解決していく様は圧巻! それを取り巻く、上司や部下との人間としての葛藤も読み応え充分。ミステリー小説としての精緻な謎解き部分に唸り、人として感情を思い切り揺さぶられる場面に泣き、事件解決に手に汗握る、まさに日本を代表する最高の警察小説です。 ミステリーや警察小説好きな人たちだけじゃなくて、全ての日本人に読んでほしい1冊。とにかくとにかく、3人の班長がめちゃめちゃかっこいいです。1班の朽木は堤真一!に1票☆