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ツナ子オススメの本
『黒笑小説』 東野圭吾 著
今まで読んでなくて、ごめんなさい!
大・大・大ベストセラー作家の
東野圭吾
さん。
どんな方でも、きっと一冊は読んだことがある作家
さんなのではないでしょうか。
それって、本当に凄い!
(少し話が脱線しますが)私が初めて東野圭吾さんに出合ったのは、高校2年生の時。
当時、クラスで「何だか、あの子は本を読んでいて、知識があって、カッコイイな」と思っていた男の子にオススメされて、まだ新刊だった(と思う)
『どちらかが彼女を殺した』
(講談社文庫)を買ったんです。
当時、あまりミステリーを読みなれていなかった私でも、一気に読破! そして、
巻末の袋とじに「推理編」
が入っていることに受けた衝撃! あの気持ちは今でも忘れられない……、
それから、たくさんの東野圭吾さんの本を読ませていただいて、
本当〜〜〜に、こんなにずっと夢中になれる方はいない!と思うのですが……
ここで、懺悔させてください。
『黒笑小説』は、まだ読んだことがなかったんです。
それは、正直に言えば、
タイトルが何か怖そう!
というところと、あらすじを読んだ時に、第一印象で「作家が主人公」「編集者が登場」というあたりが、もしかしたら
私にはわからない業界内の話かもしれない
、と思ってしまったから。
でも、今回、手にとってみて、今まで
自分がどれだけ損をしてたんだ〜! と痛感
しました。
もちろん、業界の身内話ではありません。とにかく個性的な作家・編集者が続出して、物語をかき回していく、ユーモアミステリーのような
痛快さ&スピード感がある作品!
正直、はまった!!
その後は、『黒笑小説』とあわせて<笑>シリーズと呼ばれている『怪笑小説』『毒笑小説』にさかのぼり、これまた一気読み。
「こんな人間、いるいる! こんな人間関係、あるある!」のオンパレード
。笑って、刺さって、時に泣いて、最高に楽しめました。
電車の中で読むのは危険
です。特に『怪笑小説』。なぜかは、ぜひ手にとって実感されてください。
本当に、今まで読んでなくてごめんなさい。
世の中に溢れるほどいらっしゃる東野さんのファンの方からすると、「今さら何を言ってる」ということだと思うのですが、改めて、言わせてください。
東野先生、最高!!
●
ツナ子
●
いつでも暴走(妄想)モード突入!
新婚・販売担当。
●
実家は静岡・マグロの卸問屋。
今日も目指すは、マグロ・・・ならぬ「発掘本」の一本釣り★
「この本・・・絶対に売りたい・・・!売れる・・・!!」
思いこんだら、即行動。
そのまま一気に暴走、もしくは妄想モードに突入し、周りの言葉が耳に入らなくなることもしばしば。
いいのか悪いのか?!
好きなジャンルは、大人も楽しめる児童文学ファンタジー。
ミリオンセラーを出すまでは、旦那も二の次。
今宵も販売街道を突っ走ります。
2012.10.19
思い出のとき修理します
谷 瑞恵 著
2012.03.16
あの日、パナマホテルで
ジェイミー・フォード 著 / 前田一平 訳
2011.11.18
黒笑小説
東野圭吾 著
2011.4.20
奇跡
岡本敏子 著
2010.12.16
鳩の栖
長野まゆみ 著
2010.8.25
神々の山嶺(いただき) 上・下
夢枕 獏 著