よみもの・連載

あなたの隣にある沖縄

3.集団就職とがじゅまるの会

澤宮 優Yu Sawamiya


参考文献
・朝日新聞「再就職断られた腹イセ」(昭和47年3月17日/大阪版夕刊)
・朝日新聞「放火・殺人に懲役10年」(昭和49年1月19日/大阪版朝刊)
・朝日新聞「破滅招いた世情怒りつつ」(昭和49年5月25日/大阪版朝刊)
・毎日新聞「拘置所内で自殺」(昭和49年5月25日/大阪版朝刊)
・玉城利則「沖縄からの集団就職――関西沖縄青少年の集い「がじゅまるの会の結成――」」
(「けーし風」 第30号平成13年3月 新沖縄フォーラム刊行会議)
・玉城利則「在本土沖縄人青年に立ちはだかる壁」(「差別とたたかう文化3 別冊・解放教育」昭和52年夏号)
・成定洋子「関西のエイサー祭りに関する一考察――「がじゅまるの会」における役割――」
(「沖縄民俗研究 第18号」平成10年3月 沖縄民俗学会)
・金城朝夫「沖縄出身集団就職者のその後」(「現代の眼」昭和47年11月号 現代評論社)
・瑞慶覧薫「沖縄集団就職者の光と影」(「現代の眼」昭和51年1月号 現代評論社)
・枝川公一「大阪の中の「沖縄」は都市の大波に浮く「救命ボート」のごとく」
(月刊「潮」平成6年6月号)
・金城実『土の笑い──オキナワへ、オキナワから──』(筑摩書房 昭和58年)
・太田順一『大阪ウチナーンチュ』(ブレーンセンター 平成8年)
・「苦悩を乗り越える沖縄青年たち」(「青い海」昭和53年7月号)
・「本土で働く沖縄県民は泣いている!!」(「人物評論」昭和43年4月号)

*「関西沖縄青少年の集いガジュマルの会」は、平成18年に「関西沖縄の集いがじまるの会」に名称変更され、「沖縄青年の祭り」も同じ年に「エイサー祭り」と変更した。


大阪市大正区の路地に散見される「石敢當」の碑

大正区の沖縄関連の文化活動の拠点、
関西沖縄文庫

プロフィール

澤宮 優(さわみや・ゆう) 1964年熊本県生まれ。ノンフィクションライター。
青山学院大学文学部卒業後、早稲田大学第二文学部卒業。2003年に刊行された『巨人軍最強の捕手』で戦前の巨人軍の名捕手、吉原正喜の生涯を描き、第14回ミスノスポーツライター賞優秀賞を受賞。著書に『集団就職』『イップス』『炭鉱町に咲いた原貢野球 三池工業高校・甲子園優勝までの軌跡』『スッポンの河さん 伝説のスカウト河西俊雄』『バッティングピッチャー 背番号三桁のエースたち』『昭和十八年 幻の箱根駅伝 ゴールは靖国、そして戦地へ』『暴れ川と生きる』『二十四の瞳からのメッセージ』などがある。

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