よみもの・連載

あなたの隣にある沖縄

7.「せいしょこさん」はどこを見ているのか

澤宮 優Yu Sawamiya

参考文献
・青木恵哉『選ばれた島』「リプリント ハンセン病療養所シリーズ1」阿部安成・石居人也 監修・解説(近現代資料刊行会 平成27年)
・国立療養所沖縄愛楽園入園者自治会『命ひたすら 療養50年史』(平成元年)
・沖縄県ハンセン病証言集編集総務局『沖縄県ハンセン病証言集 資料編』(沖縄愛楽園自治会・宮古南静園入園者自治会 平成18年)
・沖縄県ハンセン病証言集編集総務局『沖縄県ハンセン病証言集 沖縄愛楽園編』(沖縄愛楽園自治会 平成19年)
・『編集復刻版 近現代日本ハンセン病問題資料集成』(不二出版 平成14年)
・犀川一夫『打たれた傷』財団法人沖縄県ゆうな協会(平成19年)
・犀川一夫『沖縄県ハンセン病予防協会創立40周年記念出版 ハンセン病政策の変遷 附 沖縄のハンセン病政策』(平成11年)
・大城貞俊『椎の川』(文庫版)(コールサック社 平成30年)
・長野浩典『放浪・廻遊民と日本の近代』(弦書房 平成28年)
・渡辺信夫「青木恵哉・ライ者差別との闘い」(『青い海』昭和48年6月号)
・「人の世生きる 中 封印解かれた“魂の歌”」(「読売新聞」平成15年5月9日付)
・「闘病つづる歌 亡き母に届け」(「沖縄タイムス」平成15年10月2日付)
・「会いたい 聞きたい シンガー・ソングライターの宮里新一さん」(「毎日新聞・熊本版」平成17年5月8日付)
・「病歴明かしコンサート」(「西日本新聞」平成14年4月13日付)
・「ハンセン病への偏見と闘う」(「沖縄タイムス」平成15年12月10日付)
・「ハンセン病とともに 第2部 生きなおし 14回〜17回」(「熊本日日新聞」平成18年4月5日〜8日付)
・加藤茂孝「第3回 「ハンセン病―苦難の歴史を背負って」(『モダンメディア』60巻11号 平成26年)
・産経ニュース『家族 ハンセン病と生きて(7)「養うことできず」妻に別れ 温かさ支え「仲間救いたい」 資料館づくりに奮闘』(平成27年5月24日 配信)
・「People / ハンセン病に向き合う人びと 沖縄県愛楽園自治会 会長 金城雅春」(「Leprosy.jp(ハンセン病制圧活動サイト)」 日本財団 平成28年3月9日配信)


声なき子供たちの碑

宮里新一さん

プロフィール

澤宮 優(さわみや・ゆう) 1964年熊本県生まれ。ノンフィクションライター。
青山学院大学文学部卒業後、早稲田大学第二文学部卒業。2003年に刊行された『巨人軍最強の捕手』で戦前の巨人軍の名捕手、吉原正喜の生涯を描き、第14回ミスノスポーツライター賞優秀賞を受賞。著書に『集団就職』『イップス』『炭鉱町に咲いた原貢野球 三池工業高校・甲子園優勝までの軌跡』『スッポンの河さん 伝説のスカウト河西俊雄』『バッティングピッチャー 背番号三桁のエースたち』『昭和十八年 幻の箱根駅伝 ゴールは靖国、そして戦地へ』『暴れ川と生きる』『二十四の瞳からのメッセージ』などがある。

Back number